大学概要【2025年度実施分】都市養蜂と地域イノベーションによるグローバルネットワークづくり

経済学部

都市養蜂と地域イノベーションによるグローバルネットワークづくり
実施責任者:佐土井 有里

「環境と生物多様性」の観点からも養蜂は地域環境のバロメータであるが、近年農業地での殺虫剤使用が拡大し、ミツバチは危機にさらされている。都市養蜂は、主として都市部のビルの屋上て実施する養蜂活動で、近年教育現場や企業の環境活動が始まっている。本プロジェクトは東海テレビとマルハチ(伏見長寿町の都市養蜂)USP研究所(IT)との共同プロジェクトとして、学生と地域との協働による地域イノベーションを学ぶ。

ACTIVITY

Station Aiでの若手起業家との交流会

2025/05/15

5月7日(水)15:30~18:00 Station Aiにて、経済学部 佐土井ゼミ2,3年生32名が鶴舞のStation Aiを訪問し、Station Aiを拠点に活動する若手起業家9名との交流会を開催しました。
まず、Station Aiの施設見学?説明を佐土井ゼミOBの起業家から受け、その後、小グループにて各起業家を囲み、事業概要や起業のきっかけ、苦労する点、やりがい等、自由?活発な意見交換の時間を設けました。9名の若手起業家の中には同学年の学生も数名参加され、彼らの将来に対する考え方や前向きな姿勢から、参加学生達も大いに刺激を受け、大変有意義な時間となりました。

自治体職員を招きリアルな「公務員の仕事」を学ぶ

2025/06/05

5月14日(水)天白キャンパスにて、経済学部OBの一宮市役所財務課財政課?鍋野洸哉様をお招きし、「公務員の仕事」をテーマに、現在の働き方、就活アドバイス、将来の考え方等、身近な先輩としてお話していただきました。
経済学部では、起業講座をはじめ、特別講義、また、それぞれのゼミナールにおいても、各業界で活躍されている方々をゲストスピーカーとしてお招きし、興味深いテーマでお話しいただいています。

■参加学生のコメント
鈴木伸輔(経済学科 3年)
公務員の具体的な業務内容について詳しくご説明いただいたほか、鍋野様ご自身が感じておられる仕事のやりがいとして、「クリエイティブな思考で問題解決に取り組むこと」「コミュニケーションを通じて連携しながら進めること」「データを活用して市民の幸福度向上を目指すこと」の3点を挙げてくださいました。
公務員というと「堅い仕事」というイメージを持つ方も少なくありませんが、「自ら考え、行動し、自身の仕事を通じて地域に貢献していく」という公務員の実務の魅力を知る貴重な機会となりました。
就職活動が本格化する3年生や、進路について模索中の2年生にとっても、将来の選択肢を広げる大変有意義な時間となりました。
鍋野様、このたびは貴重なお話をありがとうございました。

企業内人材育成の現状と課題:中部電力の事例から学ぶ

2025/06/05

5月21日(水)N105 15:00~16:30
日本企業は企業内人材育成を重要視している。本セミナーでは、人財を「企業価値そのもの」と捉える中部電力の戦略や、人財育成への丁寧な取り組みが紹介され、学生たちは企業理念に共感を寄せていた。本セミナーを通じて、学生たちは「働くこと」と「生きること」のつながりを深く考えるきっかけを得、多くの感想に共通して見られたのは、自ら学び、自分のキャリアを主体的に築いていく姿勢の重要性である。また、「challenge」や「chance」といったキーワードから、困難に挑戦し、可能性をつかむ前向きな意識も育まれた。

■参加学生のコメント

松本直樹(経済学科3年)
中部電力は社員のキャリア形成や働き方を非常に重視している企業であると感じた。人生の節目にキャリア研修や面談を実施し、働くことと生きることが密接に結びついているという企業側の理解に大いに共感した。また、資格取得のための環境も充実しており、Udemyの講座費用を全額企業が負担している点は、社員のスキルアップに真剣に取り組んでいる証であると思う。さらに、公募制の異動制度により、社員の意志が尊重されていることも非常に魅力的である。
中部電力は「Chance(機会)」「Challenge(挑戦)」「Change(変化)」を社員に提供し、会社と社員は対等な立場であると考えている点も印象深かった。在宅勤務やサテライトオフィス、フレックス制度の導入により、仕事と育児?介護の両立が可能になっていることは、社員にとって大きな支えであると感じた。働くことが人生の四分の一を占めることを理解し、社員が安心して働ける環境づくりに努めている中部電力は、人を大切にしながら会社の発展を目指している企業であると心から感じた。

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